年齢を重ねても背筋は伸ばせる! 姿勢を改善する7つの方法

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いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、年齢を重ねることで体の変化や身長の低下を感じている方へ、姿勢改善のためのオススメの方法をご紹介します!

なぜ歳を取ると、身長が低くなるのか?

そもそも、加齢で身長が低くなる理由をご存知ですか?

身長が低下する理由にはいくつかあります。

背骨の間のクッションがすり減る

姿勢の良し悪しを決めると言ってもいい、背骨の配列。

専門的にはアライメントと言います。

この背骨は、いくつかの骨が積み重なってできており、その背骨と背骨の間には「椎間板(ついかんばん)」というクッションのようなものがあります。

この椎間板は、年齢とともに水分が減り、少しずつ薄くなっていきます。

そのため、背骨全体の長さが短くなり、身長が低下するのです。

姿勢が悪くなる

長い間、日常生活の中で姿勢が崩れてしまうと、特に背中が丸くなる「猫背」になりやすくなります。

これも身長が低く見える原因です。

特に屈んだ姿勢を長い時間取るような仕事をしていた人は背中が丸くなりやすいです。

骨が弱くなる

年を取ると、骨が少しずつ弱くなることがあります。

特に女性は、閉経後に骨密度が減少するため、骨粗しょう症になりやすくなります。

これにより、背骨が圧迫されて背中が少し縮み、身長が下がることもあります。

ちょっと尻もちをついたり、勢いよく座ったりするだけでも背骨の骨が潰れる圧迫骨折になるケースがあります。

圧迫骨折をしてしまうと、1ヶ月くらいは痛くて動くのも辛い状態になってしまうので、十分ご注意ください。

いつの間にか潰れている場合もあるので、気づいたら背中が丸くなっているということもあります。

姿勢を改善する7つの方法

残念ながら、加齢による変化(潰れた骨)を完全に元に戻すことは難しいですが、以下のような方法で生活の質を高め、その進行を和らげることは可能です。

姿勢を改善するエクササイズ

背筋を伸ばす運動や、肩甲骨を寄せるストレッチを行うことで、姿勢が良くなり、身長が低下するのを防ぐことができます。

背中の筋肉は姿勢を維持するためにもとても大事な筋肉です。

これらのエクササイズは、体がまっすぐになる感覚を取り戻すのに役立ちます。

骨密度を高める運動

ウォーキングや軽いジョギングなど、適度に負荷をかける運動は、骨密度を維持し、強くするのに役立ちます。

骨がしっかりすることで、骨折のリスクを減らせます。

筋力トレーニング

背中やお腹いわゆる体幹部分と股関節の筋肉を鍛えることで、姿勢が改善され、背骨をしっかりと支える力が強くなります。

これにより、姿勢が良くなり、体がより安定します。

ストレッチで柔軟性をアップ

背中や胸、ハムストリングス(太ももの裏)をストレッチすることで、体の柔軟性が高まり、姿勢も改善されます。

体を無理なく伸ばすことで、日常の動作がスムーズになります。

栄養バランスも忘れずに

カルシウムやビタミンD、ビタミンK、マグネシウム、タンパク質をバランスよく摂ることも大切です。

これらの栄養素は、骨の健康を内側からサポートします。

片足立ちの練習

片足でバランスを取る運動は、1日3回、左右それぞれ1分間行うだけでも、骨密度を上げ、姿勢改善に効果的です。

初めは難しいかもしれませんが、少しずつ慣らしていきましょう。

専門家のケアもおすすめ

もし可能であれば、理学療法士や整形外科医などの専門家に相談することも効果的です。

個々の体の状態に合わせた指導を受けることで、より適切なエクササイズやケアが可能になります。

ちなみに、理学療法士が行うパーソナルトレーニングもあります。


最後に

これらの方法を続けることで、姿勢の改善や身長の維持、さらには骨の健康促進にもつながります。

無理をせず、少しずつ取り組んでいきましょう。

次回も健康に役立つ情報をお届けしますので、どうぞお楽しみに。

『健康は一生の宝!』

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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