運動教室シリーズです。
運動教室のテーマ
運動教室のテーマは、「普段、動かさない部分を動かして、伸ばすことでからだのバランスを整える」です。
だいたい、同じ職場や同じ家庭で過ごしていると、1日の行動範囲や行動パターンが一定になっていませんか?
いくつか違う職場で働いている人や営業、デスクワークなどで動きに違いはありますが、それぞれだいたい一連の動作パターンになっていきますよね。
また、家庭でも複数の家庭で過ごす人はいないと思うので、家で過ごすときもだいたい同じ動作パターンになってきますよね。
運動で脳も鍛える!?
最近、新鮮さを感じていますか?
1日に一つでも新しいこと、普段と違うことをするだけでも脳にはよい刺激が入ります!
普段やらない動きを運動で行うことで、体だけではなく脳も鍛えられます。
できれば、1日1つの新鮮さを感じるようにしましょう。
最低でも週に1回、運動教室で普段やらない運動を気持ちよく、楽しく行うとよいですね。
ということで、運動教室で行うエクササイズの中から、普段やらないであろう運動を今回は2つピックアップして紹介します。
四つ這い膝横上げ
四つ這いの姿勢から、片方の脚を股関節から、膝を横に上げるように開きます。
股関節、膝関節90°曲げた姿勢を保ったまま横に上げて、水平になる程度まで上げて下ろしましょう。
これを10回繰り返します。
これはお尻に地味になかなか来ますよ!
お尻のたるみが気になっている人にはおススメです!
足ゆび踏ん張り
これはカンタンです。
だけど、とても大切です。
両足で立った状態から、前に体全体を少し傾けましょう。
前に傾けると一歩前に出したくなりますが、その直前でぎりぎり足の裏と足のゆびで踏ん張って立ったまま頑張ってキープしましょう。
地味ですが、足のゆびに力が入ります。
5秒間前傾でキープして戻します。
これは、もちろん足のゆびの筋肉を鍛えることができます。
足のゆびで踏ん張るってあんまり意識しないとやらないですよね?
誰かに後ろから押されたり、電車で進行方向に立っているときに急に減速したりする時くらいでしょうか。
でも、そんなときは一歩踏み出して自然にバランスを取ってしまうので、ほとんどやらないと思います。
この足ゆび踏ん張りは何がいいかと言うと、足のゆびの筋力を維持もしくは強化することができます。
足のゆびの筋力が強くなれば、足の前で体重を支えられるので、後方重心化することを防げます。
ちなみに年齢を重ねると重心が後ろになっていき、転倒しやすくなってしまいます。
前で踏ん張れるようになると、この転倒が予防できるのです。
なので、足ゆび踏ん張りは転倒リスクを下げてくれます。
そして、歩くときに地面を蹴る力も自然と強くなるので、歩幅が伸びて、歩行スピードも速くなります。
アンチエイジングにはばっちりですね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は普段の生活では絶対にやらないであろう、四つ這い膝横上げと足ゆび踏ん張りをご紹介しました。
お尻と足ゆび、とても大事です!
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