肩こり・五十肩を予防する方法

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こんにちは、からだメンテナンスのブログをご覧いただきありがとうございます。

突然ですが、肩こり首のこりで悩んでいませんか?

または、肩が上がりにくい姿勢が気になる、という経験はありませんか?

特にデスクワークが多い方や、日常的に同じ姿勢を続けている方は、肩や首周りに不調を感じやすくなります。

そこで今回は、肩甲骨を動かすエクササイズの重要性についてシェアしたいと思います。

実は、肩をスムーズに動かすためには肩甲骨や鎖骨の動きが欠かせないことをご存知でしたか?

そして、肩甲骨を普段から動かす習慣を持つことで、肩こりや五十肩を予防し、さらに姿勢の改善にもつながるのです。

肩や首の違和感が気になる方、今すぐできる簡単なエクササイズを始めてみませんか?

肩を動かすメカニズムとは?

まず、肩を動かすときには「肩甲上腕関節」という肩関節が使われます。

この肩関節は、肩甲骨と上腕骨のつながりから動きが生まれます。

しかし、この動きは肩関節だけで完結しているわけではありません。

実は、肩を大きく動かす際には、肩甲骨鎖骨の動きも重要な役割を果たしているのです。

腕を上げたり、前後に動かすとき、肩甲骨が背中でスムーズに動くことで、肩関節への負担を軽減しています。

ちなみに腕を上に上げる時、肩甲骨と肩甲上腕関節の可動域の割合としては、

肩甲骨:肩甲上腕関節 = 1:2

と言われています。

腕を下に下ろした状態が0°とした場合、真上に180°挙上したとすると、肩甲骨(鎖骨)の動きで60°、肩甲上腕関節で120°をそれぞれ担っているということです。

つまり、腕を上げるような運動は、肩甲骨と鎖骨が動くことで、肩関節の負担が軽減されるのです。


肩甲骨を動かさないとどうなる?

肩甲骨がうまく動かない、いわゆる「固まってしまう」状態になると、肩甲上腕関節(肩関節)にかかる負担が大きくなります。

その結果、肩の動きが制限されてしまい、無理に動かすことで関節や筋肉に余計なストレスがかかり、肩こりや首のこりが生じやすくなります。

また、長期間にわたって肩甲骨を動かさずにいると、五十肩(凍結肩)のような痛みを伴う症状にもつながる可能性が高くなります。


肩甲骨を動かすことで得られるメリット

肩甲骨を普段から動かすことで、以下のようなメリットが期待できます。

  • 肩こり・首こりの予防と改善
    肩甲骨が動くことで、周辺の筋肉がバランスよく働き、凝りが軽減されます。
  • 姿勢改善
    肩甲骨が正しく動くことで、自然と姿勢が良くなり、猫背や前傾姿勢の改善にもつながります。
  • 五十肩の予防
    肩甲骨の動きを維持することで、肩関節への負担が減り、五十肩のリスクを下げることができます。

簡単!肩甲骨を動かすエクササイズ

では、肩甲骨を動かすための簡単なエクササイズを紹介します。

日常生活に取り入れることで、肩こりや五十肩の予防に役立ててください。

肩甲骨回し

  1. 背筋を伸ばして座ります。
  2. 両手を肩に置き、肘で大きな円を描くように前後に回します。
    片方ずつ回しても大丈夫です。
    運動教室では、いつも片方ずつ回しています。
  3. 10回程度を目安に、肩甲骨がしっかり動いていることを意識しましょう。

背中で腕を引き寄せる

  1. 両手を背中の後ろで組みます。
  2. 手を後ろに引っ張るようにして、肩甲骨を寄せるイメージで胸を開きます。
  3. 10〜15秒キープし、3セット行いましょう。

まとめ

肩甲骨を動かすことは、肩こりや五十肩の予防、そして姿勢改善に大きな効果があります。

肩を動かすときに、肩甲骨がどれだけ重要な役割を果たしているか、そしてその動きを日常的に意識していくことが、肩の健康を守る第一歩です。

ぜひ、今日から肩甲骨を動かすエクササイズを始めて、肩周りの柔軟性を保ちましょう!

次回は、肩甲骨と一緒に動かしたい「胸椎」のエクササイズについてお話しします。

お楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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