意外と大事な目のストレッチ!?


目のストレッチとは?

目のストレッチと聞いても、あまりイメージしづらいですよね。

目をまぶたの上から押してストレッチするの?といった感じですかね。

目を押しすぎるのはあまり目にはよくありません。

目を動かすのも筋肉の働き

意外かもしれませんが、目を動かすときも実は筋肉が動かしています

筋肉が見たい方に目のレンズが向くように眼球を動かしているのです。

筋肉と言えば、ストレッチが大事とよく言ってますよね。

押したりするのではなく、眼球を動かす筋肉を伸ばしてあげることが目のストレッチということなのです。

筋肉は縮むことが専門

眼球を動かす筋肉に限ったことではありませんが、筋肉は基本的には縮むことしかできません。

筋肉が自分から伸びてストレッチするということはありません。

したがって、他動的に誰かに伸ばしてもらうか、他の筋肉の使って目的の筋肉を伸ばしてあげる必要があります。

使いっぱなしは筋肉が硬くなる

筋肉は縮むことしかできないので、筋肉を使いっぱなしにするということは、ずっと縮んでいるということです。

ずっと縮んだ状態でいると、その状態が普通となり、縮んだ状態で固まってしまいます。

縮んで硬くなったゴムを伸ばすのは大変ですよね。

さらに劣化してしまったゴムは簡単にちぎれてしまいます。

これが、いわゆる肉離れを起こしやすい状態と似ているかもしれません。

普段の目の使いかた

改めて普段の目の使いかたを振り返ってみましょう。

最近はスマホ依存と言われるくらい、スマホをひと時も手放さずに暇さえあればスマホを見ていますよね。

また、仕事などでデスクワークが多いと、パソコンの液晶画面を見つめたままでいる時間も長い。

家に帰ればテレビやゲームでやはり液晶画面を見つめている・・・

現代は液晶画面を見つめている時間がほとんどと言ってもいいかもしれません。

まだ、スポーツをしている人は動く相手やボールなど、見る必要があるので、目を動かす機会があります。

しかし、スポーツをやらない人は基本的にあまり目を動かすということはしていないのではないでしょうか。

目にも効き目がある

手に利き手があり、足に利き足があるように、目にも利き目というものがあります。

2つの目が見ているようで、実はどちらか一方の目で見ているということがあるのです。

試しに両手をパーにして、右手と左手の親指とそれ以外の指同士を重ねて三角形を作ってみましょう。

上の図はちょっと大きい三角ですが、これをなるべく小さくして、ちょっと遠くの何か目標物を見ます。

その後、片目をつぶり、両目と同じように見える方が利き目です。

両目で見ていてもそちらの目を優位に使っていることから、非利き目をつぶっても目標物がそのまま見えるのです。

スマホも無意識に利き目で見ている!?

ということは、見やすい方で見る傾向にあるので、無意識にスマホは利き目に近い方の手で利き目を使って見ていることが多い可能性が高いです。

だって、そっちの方が慣れていて見やすいからです。

そうなると顔の向きもスマホに向かって正面というよりは利き目をスマホに近づけるために少し顔の向きも斜めになっていることがあります。

そうなると首の筋肉も左右で長さが変わってきたりして、筋肉の硬さに左右差が生まれる原因にもなります。

眼球もあまり動かすことはない

普段の目の使いかたを振り返ってみてもわかる通り、目を可動域いっぱいに上や下、左右、斜めに動かすことは意識しない限りないと思いませんか?

ということは、目を動かす筋肉も伸ばされることがないために、伸びにくくなっているかもしれません。

そうすると、どんどん視野も狭くなり、入ってくる情報も減り、もし何か危険なものが近づいてきたときに気付くのが遅れるということが生じてしまいます。

あるいはよく視野が狭いね、と言われることがあるかもしれませんが周りが見れていない場合に、本当に視野が狭くなって見えていないというケースも中にはあるかもしれません。

というわけで、目のストレッチすなわち眼球を動かす筋肉を意図的に定期的にストレッチしてあげる必要があるのです。

目を動かす筋肉

外眼筋

目を動かす筋肉は外眼筋と呼ばれ主に眼球の動きをコントロールする筋肉です。

右側から見た眼球: 1 = 総腱輪 2 = 上直筋腱 3 = 下直筋 4 = 内側直筋 5 = 外(側)直筋 6 = 上斜筋 7 = 上斜筋滑車 8 = 下斜筋 9 = 上眼瞼挙筋 10 = 瞼 11 = 眼球 12 = 視神経
Edelhart Kempeneers – Gray’s Anatomy, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=544761による

上直筋

眼球を上方向に回転させる

下直筋

眼球を下方向に回転させる

外側・内側直筋

眼球を外側/内側に回転させる

上斜筋

眼球を下方内側方向に回転させる

下斜筋

眼球を上方外側方向に回転させる

内眼筋

逆に内眼筋は瞳孔の大きさを調節したり、水晶体の厚さをコントロールしてレンズの屈折率のコントロールを行います。

内眼筋の中に毛様体筋があり、毛様体の一部で、遠近調節に使われます。

よく言われるいわゆる老眼とは、筋肉の機能不全ではなく、水晶体そのものの柔軟性が低下して、遠近調節機能が落ちることが原因です。

目のコンディショニングとしての目のストレッチ

さて、では目を動かす筋肉はどうやってストレッチするかというと・・・

どうするでしょう?

直接筋肉を触ることはできないので、それぞれの筋肉にそれぞれの筋肉を伸ばしてもらいましょう。

つまり、簡単に言うと眼球をまさしく目一杯動かすことでその逆側の筋肉をストレッチすることができます。

例えば、上直筋を伸ばしたい場合は、下を目一杯見ることで主動筋である下直筋が収縮しますが、上に付いている上直筋は伸ばされます。

ということで、1日1回は意識して眼球を動かしてストレッチしたいところです。

よく下の図のように自分の親指を使って動かすことでそれに従って眼球も動かすということで外眼筋のストレッチが可能です。

もしくはそれぞれの方向へ目をいっぱいいっぱいまで動かしたままキープしましょう。

それだけでも簡単で手軽にできるストレッチです。

最後に

今回は視力に関しては触れませんでしたが、視力回復のためには内眼筋を鍛えることも有効だと考えられます。

水晶体の屈折率を調節してくれる毛様体筋を活性化することで視力回復が期待できます。

マジカルアイというイラストは見たことありますか?

焦点を手前や奥にずらすことで立体的なイラストが見えるというちょっとしたカラクリイラストです。

これも毛様体筋でピントをうまく手前や奥にずらすものなので、毛様体筋に刺激が入り、視力回復につながるというものです。

さあ、あなたは下の動画に出てくるマジカルアイに隠された立体的なイラストが見えますか?

それ以外にも視力回復アイテムはいくつか出ているようですね。興味がある人はお試しあれ(^-^)

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