小さいのに超重要!足趾の役割

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いつもお読みいただきありがとうございます!

いきなりですが、最近、足の指(足趾)を意識したことはありますか?

実は、足の指をしっかり使うことが、健康や転倒予防にとても重要だということをご存知ですか?

今回は、足趾の超重要な役割や鍛えることで得られるメリット、すぐにできるエクササイズを紹介します。

最後まで読む、足の指を動かさずにはいられないほど、足趾の重要性が理解できますので、ぜひ最後までお読みください😊

足趾が持つ「バランス」の役割

足趾をしっかりと開いたり、踏ん張ったりできることは、実はバランスを取るために大切なポイントです。

足の裏は唯一、地面と接している場所です。

この地面と接触している部分が1mmでも広ければ、安定感が全く変わります。

専門的に言えば、支持基底面(しじきていめん)と言って、重心がその範囲に納まっていれば、バランスを崩さずに立っていられます。

しかし、重心がこの支持基底面を越えた時にバランスを崩してしまうのです。

したがって、この支持基底面の面積がわずかでも広い方がバランスをとりやすくなります。

足趾が自由に動かせると、この支持基底面を広げることができるようになります。

また、歩くときに踏ん張る力が強くなり、転倒のリスクが軽減されます。

つまり、足趾を使えるとバランスが向上し転倒予防に効果があり、歩幅が広がることで、スムーズな歩行が可能になります。

足趾が使えないと起こること

逆に、足趾がうまく使えないと、重心が後ろにずれてしまいがちです。

足趾が広がらない状態だと、前にうまく重心を乗せることができないため、自然と後方重心になっていきます。

重心が前に行く分には足の指で踏ん張って支えることができますが、後ろに行ってしまうと踵でうまく踏ん張ることができません。

これにより、ちょっとした段差や不安定な場所でバランスを崩しやすくなり、転びやすくなる危険性があります。

特にシニアになると、バランスが崩れたときの転倒はケガにつながりやすく、ひどい場合は太ももの骨や手首の骨の骨折につながることがあるため、足趾を鍛えることが非常に重要です。

足趾を鍛える簡単エクササイズ

今すぐにできる、足趾を鍛える簡単な運動を紹介します。

足趾じゃんけん

足の指をパー(指を広げる)、グー(指を丸める)、チョキ(親指と他の指を分ける)を順にやってみましょう。

この動きが慣れてくると、足趾の筋力が自然とアップします。

ちなみに私が主催している運動教室では必ず足趾のグーパーを行います。

タオルつかみ

タオルや布を床に置き、足趾でつかんで持ち上げる練習をします。

シンプルですが、足の筋力を鍛える効果抜群です。

足趾ストレッチ

足の指を一つ一つ、手でゆっくり広げてストレッチします。

これにより、足趾の柔軟性が増し、より動かしやすくなります。

足趾踏ん張り

運動教室で必ずやるトレーニングがこれです。

道具を使わずにできる踏ん張りトレーニング。

これもとても簡単です。

立ったまま前に体重をかけるだけ!

前に体重をかけると、倒れまいと自然と足趾に力が入り、踏ん張ります。

これを意図的に行い、足趾を鍛えます。

毎日の生活に足趾を意識

日常生活でも、歩くときや立つときに足趾を意識することが大切です。

足全体で地面を感じ、特に足趾を使ってバランスを取るように心がけるだけで、姿勢や歩行が改善されていきます。

そして、足趾だけでなく足の裏のセンサーを効かせるトレーニングの一環として、その時の足の裏に感じる圧がどこに一番感じるかを意識的に感じましょう。

足の裏の圧が後ろにあれば、重心が後ろにあり、右足の圧が強く感じるのであれば、右足に重心が偏っている可能性があります。

このように足の裏の圧をどこに感じるかで、自分の重心の位置がある程度把握できます。

バランスを安定させるためには自分の重心をいかにコントロールするかも大事です。

したがって、足趾を働かせて、自分の重心の位置を知ることがバランスを取って、転ばないためにもとても大事なポイントになります。


まとめ

足趾の筋力を鍛えることで、バランスが安定し、転倒予防や歩幅の改善につながります。

足の指を意識する習慣をつけるだけで、日々の健康がぐっと向上します。

ぜひ、今日から足趾を意識して動かしてみてください!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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