いつもお読みいただき、ありがとうございます!
いきなりですが、年齢とともに、背骨や体全体の可動域が少しずつ狭くなり、日常生活で動きにくさを感じることはありませんか?
振り向いたり、手を上げたり、かがんだりするのが億劫になりがちです。
しかし、背骨の柔軟性を保つことは、そうした動きにくさを解消するだけでなく、姿勢の改善や痛みの予防にもつながります。
今回は、背骨(脊柱)の可動域を保つことの重要性についてご紹介します。
さらに、毎日の生活に簡単に取り入れられるエクササイズもご提案しますので、ぜひ最後までお読みください。
年齢を問わず、少しの努力で身体の動きやすさを取り戻すことができるはずです!
脊柱の可動域を保つためにできること
一般的に年齢を重ねると、脊柱(背骨)の可動域が低下しやすいです。
骨密度の低下や変形により、背骨同士の可動域が少しずつ減少し、トータルでの脊柱の可動域が狭くなってきます。
脊柱の可動域とは、背骨を前後左右に曲げたり、ねじったりする範囲のことです。
この可動域が狭くなると、日常の動作がしにくくなり、肩や腰の痛みを引き起こすこともあります。
例えば、靴を履く、物を拾う、振り返るといった何気ない動きがスムーズにできなくなることも😨
可動域を広げることの重要性
脊柱の可動域を保つ、あるいは広げることで、次のようなメリットがあります。
日常動作のスムーズさ
背骨がよく動くと、歩く、立ち上がる、座るなどの動作が楽にでき、体の負担が軽くなります。
姿勢の改善
重力の影響で背骨が上から押されるため、猫背で硬くなりやすいのですが、可動域が広がると背筋が自然と伸び、姿勢も良くなります。
痛みの軽減
可動域が狭くなると、本来脊柱の動きで対応できていた動きができなくなり、無理な姿勢や他の関節の動きでかばうことになり、体に負担がかかります。
結果的に肩や腰に痛みが生じることもあります。
背骨が柔軟になると、そうした痛みを和らげることが期待できます。
簡単なエクササイズで可動域を保つ
以下に、脊柱の可動域を保つための簡単なエクササイズを紹介します。
どれも家で簡単にできるものなので、無理のない範囲で試してみてください。
背骨のねじり運動(寝る前にできる)
仰向けに寝て膝を立てます。
そのまま両膝を横に倒します。
その後、反対にも同じようにひねります。
この動きは脊柱の回旋(ねじり)を促進し、可動域を広げます。
背伸び運動(立ってできる)
両足を肩幅に広げて立ち、両手を上で組みます。
その状態で上に引っ張られるように、背筋を気持ちよく伸ばします。
10秒キープし、ゆっくり元に戻します。
背骨を上下に伸ばすことで、姿勢の改善と可動域を広げます。
キャット&ドッグ運動(四つ這いで行う)
四つ這いの姿勢から、息を吸いながら背中を丸め(キャット)、息を吐きながら背中を反らせます(ドッグ)。
これをゆっくり10回繰り返すことで、脊柱全体の動きを促し、柔軟性を高めます。
まとめ
脊柱の可動域が広がると、日常生活の動作が楽になり、肩や腰の痛みの軽減にもつながります。
日々の生活に取り入れやすい簡単なエクササイズを続けることで、背骨の柔軟性を保ち、健康的な体を維持しましょう。
無理せず、毎日の少しの積み重ねが大切です!
いかがでしたか?
簡単にできる運動で脊柱の可動域を維持もしくは広げて、日常生活が少しでも楽に送れるようにしていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント